魚は“水から上がった瞬間”から劣化が始まる?鮮度を保つために知っておきたい冷蔵・冷凍の正しい保存術

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「せっかく良い魚を買ったのに、なんだか臭みが出てしまった…」
そんな経験、ありませんか?
実は魚は“水から上がった瞬間”から鮮度が落ち始める、といわれているほど、時間との勝負の食材です。

今回は、家庭でもできる【魚の鮮度を保つ保存のコツ】を、冷蔵・冷凍それぞれの視点からご紹介します。

魚の鮮度は「時間 × 温度 × 空気」で落ちる

魚が劣化する原因は、主に3つあります。

  • 時間経過(自己消化・腐敗が進行)
  • 温度の上昇(常温では雑菌が急増)
  • 空気との接触(酸化による風味の劣化)

つまり、“すぐに・しっかり冷やして・空気を遮断”することで、美味しさをぐっと保てるんです。

冷蔵保存:すぐ食べるなら“ひと手間”で差が出る

「今日か明日食べる」なら冷蔵保存が基本。
でも、ただパックのまま冷蔵庫に入れてしまうと、ドリップ(水分)が出たり臭みが出たりしてしまいます。

鮮度をキープする冷蔵保存のコツ:

  • 魚を軽く洗い、ペーパータオルで水気をしっかり拭き取る
  • 下処理(うろこ取り・内臓除去)ができればベスト
  • キッチンペーパー+ラップや保存袋に包んで空気を遮断
  • 冷蔵庫のチルド室(1〜2℃)に保存

*特に切り身や刺身は、水気が劣化の原因になるので、「乾かさず、でも湿らせない」がポイントです。

冷凍保存:日持ちさせたいなら“保存前の処理”が命

「一度に食べきれない」「買いだめしたい」そんなときは冷凍がおすすめ。
でも、ただ冷凍庫に放り込むだけでは、食感や風味がガクッと落ちてしまいます。

美味しさを守る冷凍保存のステップ:

  • 下処理(洗う・内臓除去・切り分け)をしておく
  • できるだけ水分を拭き取る
  • 1切れずつラップ→フリーザーバッグで密封
  • 急速冷凍(冷凍庫の強モード)で一気に凍らせる

*ラップ+保存袋の“二重バリア”で冷凍焼けを防ぎます。保存期間は目安として1ヶ月以内に。

解凍のコツ:風味を損なわずに戻すには?

冷凍魚を美味しく食べるには、解凍方法にもコツがあります。

  • 一番おすすめ:冷蔵庫で半日〜一晩かけてゆっくり解凍
  • 急ぐとき:流水解凍(袋ごと水につける)

電子レンジ解凍は“加熱ムラ”や“旨みの流出”が起きやすいため、なるべく避けたいところ。

「保存や調理に気をつかうのは大変…」そんなときはプロにおまかせ!

魚って、選ぶ・保存する・調理する、すべてにちょっとした知識が必要な食材ですよね。
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まとめ

  • 魚の鮮度は“買ってすぐの保存”で決まる!
  • 冷蔵・冷凍のポイントを押さえれば、おうちでも美味しさキープ
  • 手間なく美味しい魚を楽しみたいなら、プロの冷凍料理という選択肢も◎

家庭での保存の知識を持つことは、食材をムダにしないだけでなく、毎日の食卓をもっと豊かにしてくれます。
ぜひ、今日から試してみてくださいね。