2月9日は「ふくの日」!冬に味わいたいフグの魅力とは?

/

2月9日は「ふくの日」。「ふくの日(河豚の日)」は、毎年2月9日に制定されている記念日で、フグ(河豚)の魅力を広めるための日です。語呂合わせで「ふ(2)く(9)」となり、特に山口県下関市では、この日を中心にフグに関するイベントやキャンペーンが行われることがあります。

日本各地で親しまれているフグ(河豚)ですが、特に山口県下関市では縁起を担いで「ふく(福)」と呼ぶことが一般的です。「福を招く魚」として親しまれています。

冬が旬のフグは、その上品な味わいとぷりぷりの食感が魅力。今回は、ふくの日にちなんで、フグの魅力や美味しい食べ方をご紹介します。

フグはなぜ冬が旬なの?

フグの代表格である「トラフグ」は、冬に向けて身が引き締まり、旨味が増します。特に2月は脂ののりが良く、まさに食べごろ!フグは寒冷地の魚であり、水温が下がることで体内に脂を蓄え、食感も良くなるのです。また、産卵前のフグは栄養を蓄えているため、旨味が濃厚になります。

フグの種類と特徴

フグは世界に100種類以上、日本には約50種類が生息しています。その中でも特に食用とされる主な種類は以下の通りです。召し上がったことのある方もいらっしゃいますでしょうか。

  • トラフグ:最高級のフグ。淡白で上品な旨味が特徴。
  • マフグ:トラフグに次いで人気があり、身がやや柔らかい。
  • ショウサイフグ:比較的安価で味わえるフグ。唐揚げに適している。
  • ゴマフグ:ゴマ模様が特徴で、鍋や刺身に使われることが多い。

フグの美味しい食べ方

フグ料理にはさまざまな楽しみ方があります。

  • てっさ(フグ刺し):薄造りにして、ポン酢と薬味でさっぱりと。
  • てっちり(フグ鍋):出汁にフグの旨味が溶け出し、最後の雑炊まで美味しい。
  • フグの唐揚げ:外はサクッと、中はふんわりジューシー。
  • ひれ酒:フグのヒレを炙り、日本酒に浸して香ばしくいただく。

フグの毒と安全な食べ方

フグにはテトロドトキシンという強力な毒が含まれており、特に肝臓や卵巣、皮などに多く含まれます。そのため、フグの調理には特別な資格(フグ調理師免許)が必要です。フグ専門の料理店では、安全に処理されたフグのみが提供されているので、安心して楽しむことができます。

フグ料理はお店で食べるもの?実は自宅でも楽しめる!

フグ料理といえば高級店で楽しむイメージがありますが、最近では自宅でも手軽に味わえるようになっています。特に、冷凍技術の発達により、レストランクオリティのフグ料理を取り寄せることも可能になりました。

おすすめなのは、手軽に美味しいお料理が自宅でお召し上がりいただけるのが一流シェフのお魚料理が冷凍で届く、お魚料理のサブスクリプションサービス「ボンキッシュ」です。

一流シェフ監修の美味しいお魚料理を、40品以上の中から自由にお選びいただけます。6品・8品・12品の3つのコースを選択できますので、家族の状況に合わせて調整できそうですね!
美味しいお魚料理を冷凍庫にストックしておいて、食べたい時に温めるだけでOKです。今回の記事でご紹介したフグを使ったお料理としては、香川県産 讃岐でんぶくの卵とじがありましたよ。

「讃岐でんぶく」とは香川県海域でとれるナシフグの呼称です。「幻の隠れふぐ」と呼ばれ、淡泊な白身と心地よい歯応え、凝縮された旨味は、トラフグと肩を並べるほどの高い評価を受けているそうです。

2月9日の「ふくの日」にちなんで、今年はぜひフグ料理を味わってみてください!