「日本人の魚離れ」って本当?データで見る食生活の変化と魚の価値

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「最近の日本人は魚を食べなくなった」とよく言われますが、実際のところどうなのでしょうか?
今回は、データをもとに日本人の魚離れの実態を探りつつ、魚の価値や健康効果についても考えてみます。

日本人は本当に魚を食べなくなった?データで検証!

農林水産省の統計によると、日本の魚介類の消費量は1990年代をピークに減少しています。
例えば、1人あたりの年間魚介類消費量を見てみると…

2001年:40.2kg(ピーク時)
2021年:23.2kg(約20年で半減!)
また、厚生労働省の「国民健康・栄養調査」によると、1日あたりの魚介類の摂取量は2000年以降、約3割減少しているというデータもあります。

この数字を見ると、確かに日本人の魚離れは進んでいるように思えますね。

なぜ魚を食べなくなったのか?その理由

では、なぜ魚の消費が減ってしまったのでしょうか?
主な理由として、以下のようなことが考えられます。

調理の手間がかかる

魚は「下処理が面倒」「焼くと匂いが気になる」などの理由で、家庭での調理が敬遠されがちです。特に共働き世帯の増加により、簡単に調理できる肉料理のほうが選ばれる傾向があります。

価格の高騰

日本近海の漁獲量が減少し、輸入魚に頼るケースも増えています。
その結果、鮮魚の価格が上がり、手に取りにくくなったという背景があります。

食の欧米化

パンやパスタなどの小麦食品が増え、主菜としても肉料理の人気が上昇。
特に若い世代ほど「肉のほうが食べ応えがある」と感じる人が多いようです。

外食・中食の影響

外食産業では、ハンバーグや唐揚げなどの肉系メニューの方が人気があり、安価で提供しやすいことから、魚料理の選択肢が少なくなっています。

魚を食べるメリットは?健康効果をおさらい!

しかし、魚には健康に欠かせない栄養がたっぷり!
特に40代以上の方には、こんなメリットがあります。

DHA・EPAで脳や血管を健康に!

青魚に多く含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)は、脳の働きを活性化し、動脈硬化を防ぐ効果が期待できます。
➡ 認知症予防や血圧対策に◎

良質なたんぱく質で筋力維持

魚のたんぱく質は低脂肪で消化が良く、筋肉の維持やダイエットにもぴったり。
➡ 「肉ばかり食べるとコレステロールが気になる…」という方にもおすすめ!

ビタミンDで骨を丈夫に!

魚に多く含まれるビタミンDは、カルシウムの吸収を助け、骨を強くする働きがあります。
➡ 骨粗しょう症の予防にも役立つ!

手軽に魚を食べるコツ!忙しくてもOKな方法

「魚をもっと食べたほうがいいのは分かるけど、調理が面倒…」という方のために、手軽に魚を食べるアイデアをご紹介!

切り身や刺身を活用する

→ 魚を丸ごと買うより、切り身や刺身を使えば調理の手間が激減!
 ・刺身を「漬け」にしてご飯にのせる
 ・焼くだけ、煮るだけの簡単レシピを活用

缶詰・冷凍魚を取り入れる

→ サバ缶やツナ缶、冷凍の魚を使えば、忙しいときでもすぐに魚を食べられます。
 ・サバ缶+味噌汁で栄養たっぷりの朝ごはん
 ・ツナ缶+サラダで簡単魚料理

お惣菜を活用する

→ スーパーの焼き魚や煮魚のお惣菜を上手に取り入れるのもアリ!
 ・手作りにこだわらなくてもOK!「買って食べる」のも立派な魚食習慣

無理なく魚を楽しもう!

データを見ると、やはり日本人の魚離れは進んでいることが分かりました。
しかし、魚には健康効果がたくさんあるため、意識的に食事に取り入れたいですね。

手軽に食べられる方法を活用しつつ、「無理なく」「美味しく」魚を楽しむことが大切です!今日の食卓に、ぜひ一品お魚料理を加えてみませんか?

おすすめなのは、一流シェフ監修のお魚料理が、一品ずつ冷凍された状態で届くお魚料理のサブスクリプションサービス「ボンキッシュ」です。

湯せんや流水、電子レンジなどで温めるだけの手軽さで、一流シェフのお魚料理を楽しめますので、忙しい人にもぴったりです。

クリスマスなどのイベントや、季節の行事でごちそうを…となると、お肉料理になりがちですが、お魚料理もぜひ取り入れてみてください!ボンキッシュなら、ホームパーティにぴったりの特別な一品を用意できますよ。